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2011年 08月 30日
あれからずーっと、頭の中は故郷のことばかり。
数値などから、母たちは20年は帰れない・・・と報道で知った。 ↓細かく分けてくれたら・・・も何も、線量の計測地点は母たちの家のすぐ近くのようで、あの数値はまさに家のあたりの数値だったようだ。 更に一部では高圧洗浄などでは除染が難しい数値で、建物自体を取り壊すとまで言われている。 私はとりあえず、母に一時帰宅を勧めた。 母は震災の翌日に避難してから一度も我が家に帰っていない。 次の日には帰れるだろう・・・という気持ちで、あの日、避難したらしい。 まさかこんなことになるなんて。 もしかしたら、もうあの町に帰ることも、あの家に入ることもできなくなるかもしれない。 だから一度家を見ておいでって言った。 それと。母たちの家の近所に住んでいた祖母に会いに行って欲しいと思った。 祖母は、伯父夫婦と計画的避難区域に避難していたが、老衰の為最近入院した。 いつ何があってもおかしくないとのこと。 私も会いに行きたいけど、子供たちを連れてあの地域に入るのはやはり怖い。 あの町はこれからどうなるのだろう。 いつか元の故郷の風景を取り戻して欲しいけど、それは難しいのかもしれない。 ここまで汚染されてしまったのだから、最終処分場をあの地区に作るのは妥当なのかもしれない。 それで復興が進むなら、と思う。 だって、みんな怖くて住めないでしょ。除染しましたよって言われても、子供を連れて戻れないでしょ。 見えないのに、でも確実に体に害を与えるんだもの。 でも、故郷を失うってすごく悲しくて、そんなに簡単に割り切れない。それが妥当、そうした方がいいと分かっていても、そんなに簡単じゃない。 「福島」なんて関西ではすごくマイナーで、「福島って・・・え?東北の?どのへんだった?」「あ、日本海側の新潟の隣りの・・・」って「それ福井」。いつもたいていそんな風。 こんな風に全世界に「フクシマ」が知られることになるなんて思いもしなかった。 どうしてこんなことになっちゃったんだろう。戻れるなら震災の前の日に戻りたい・・・気仙沼の友達がくれたメールの言葉を何度も思い出す。 うじうじ考えてしまう。 でもうじうじ考えてしまってもしょうがないよね。 はぁ・・・溜息ばっかり。
by tetora_totera_pot
| 2011-08-30 23:49
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